手引き
ステップメールとは
申し込みの後に「決めた順で届くメール」の仕組み
ステップメールとは
ステップメールとは、メールの配信先に登録した人や商品を買った人に、決めておいた順と間隔で、一通ずつ自動で届く一連のメールのことです。登録した日を一日目として、二日目にはこのメール、四日目にはこのメール、というように、相手ごとに時計が進みます。
自分のページから講座や相談を売る人にとって、ステップメールは「申し込みの前と後の、人と人のやり取り」を、手を離しても続けるための道具です。この手引きでは、一斉配信との違い、流れが始まるきっかけ、順と間隔の決め方、届いた後の数字の読み方を順に見ていきます。
一斉配信との違い
メールの送り方は、大きく二つに分かれます。配信先の全員に同じ時刻に同じメールを送る一斉配信と、一人ずつ別の時計で決まった順に送るステップメールです。
| 一斉配信 | 送る日時を決め、その時点で配信先にいる全員に同じメールが届く。イベントの告知や、その時だけのお知らせに向く |
|---|---|
| ステップメール | 登録や購入をした日から数えて、決めた順に届く。いつ登録した人にも、一通目から同じ順で届く。自己紹介・考え方・申し込みの案内のように、順番に意味がある話に向く |
一斉配信だけで売っていると、昨日登録した人と半年前に登録した人に同じ話をすることになります。ステップメールは、相手がどこまで話を聞いたかに合わせて、次の話を出せるところが違います。
流れが始まる四つのきっかけ
ステップメールは「何が起きたら、その人の時計を動かし始めるか」を決めて組みます。よく使うきっかけは次の四つです。
- 登録無料の資料や説明会の案内を受け取るために、ページでメールアドレスを登録したとき。最初のメールで受け取った物を届け、その後に自己紹介や考え方のメールを続けます。
- 購入講座や商品を買ったとき。使い始めの案内、つまずきやすい所の手当て、次の段の案内を、買った日から順に届けます。
- 契約月額の会費や分割の契約が始まったとき。契約の中身の確認、使い方の案内、更新の前のお知らせなど、続けてもらうためのメールを決めた時期に出します。
- タグ「説明会に出た」「このページを見た」のように、顧客台帳に付けたタグ。タグが付いた人だけに別の流れを始められるので、相手の動きに合わせた話ができます。
順と間隔の決め方
何通を何日おきに送るのが正しい、という決まった答えはありません。売る物と相手によって変わるので、次の順で考えると決めやすくなります。
- 最後の一通で何をしてもらいたいかを先に決める(説明会に申し込む・講座を買う・相談を予約する)。
- そこまでに相手が知っておく必要がある事を並べ、一通に一つの話に分ける。
- 話の順に並べ、間隔は相手が読み終えて考える時間を目安に置く。急いで詰めるより、一通ずつ読まれることを優先する。
- 申し込みの案内には締め切りの日付を書き、締め切りの後に届くメールは別の流れに分ける。
開封とクリックで次を決める
ステップメールは、一度組んだら終わりではありません。メールごとに、開かれたか、中のリンクが押されたかを数字で見て、離れていくメールを直します。
- 開かれていないメールは、件名と送る間隔を見直す。
- 開かれているのにリンクが押されないメールは、中の話と、押してほしい所の言葉を見直す。
- 直すときは一度に一つだけ変え、その後の数字を前と比べる。
なお、宣伝を目的としたメールは、受け取る人の同意を得て送ること、送り手の名前と配信をやめる方法を示すことが「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」で求められています。登録のページとメールの末尾に、この二つを必ず入れておきます。
YASHIRO で組むと
YASHIRO では、登録・購入・契約・タグをきっかけに、決めた順でメールが流れるステップメールを、ページや決済と同じ顧客台帳の上で組めます。申し込みページで登録した人、決済を済ませた人、説明会に出た人が、一人ずつの台帳に集まり、その人の時計でメールが届きます。開封とクリックも、同じ管理画面でメールごとに追えます。

ページ・決済・メールの道具が別々だと、「買った人をメールの配信先から外す」「説明会に出た人だけに別の話を送る」といった切り替えを、人が手で写して回すことになります。一つの台帳に載っていれば、その転記がいりません。